ドリフェス!とDMM VR THEATERとわたし
最近、Twitterで『ドリフェスと叶えたい夢』というハッシュタグをたくさん目にするようになりました。
みんなしてほしいことはたくさんあって、それを眺める私はだいたい「わかる~」と大きく頷いてお問い合わせメールをまた送信…みたいなことを繰り返してます。頼んだよ公式。
そんな中、私はめちゃめちゃに推したいものがある。
DMM VR THEATREでのドリフェス!R公演です!!!!!!!
DMM VR THEATREとはなんぞやという方はこちら。
二次元のキャラがステージに立って、3Dとして歌って踊ってくれる専用シアターです。(キャパ352人)
私たちファンは、3Dメガネを付けずにそのステージを裸眼で、この目で見ることが出来ます。すごい!画期的!
そんなVRシアターではドリフェス!も公演を行いました。
こっちは公演の様子を見られる動画。
ほんとやばい。サイコー。DearDream生きてる。サイコー(女児)
これは初演の様子で、私が参加したのは12月に行われた再公演の方です。
(前の記事でも書いたけれど、私とドリフェスの出会いは2017年の11月5日なので、残念ながら初演は見に行けてない)
アニメを一気に見て、ドはまりして、そんな中タイミングよくVRシアターでのドリフェス公演の再演があることを知りました。
現場大好きなヲタクなので、アニメを見て一週間後には気がついたらVRシアターのチケットを買っていた…
(KUROFUNEの女として開国されていたので、この時は12月9日のKUROFUNE公演一発目のチケットを買った)
(ちなみに11月15日にKUROFUNEキャストトークショーがあることが発表されて、この日の公演はそのあとすぐ完売していた)
11月末にアニオンカフェでVRのクロスドリームツアーも体験してきたけど、その話はとりあえず置いておきます。こっちも最高だった。ピントが微妙にぼける以外は最高。このツアーのアプリが出てるのでぜひ買ってみてください。
アプリにしては高いなぁと思うかもしれないけど、買い切りで永遠にライブが見れるのでコスパ最高です。
そして12月9日。わたしは横浜に向かった。
そわそわしながら入場して、初めてのドリカを貰いました。
女児なのでめちゃめちゃ高まった。
KUROFUNEが背中合わせでかっこよく微笑んでるカードだった。尊い。
開演まではスクリーンにドリフェスのCMやアイカツのCMが流れていて、アイカツ!も大好きな女児なのでそれだけでめちゃめちゃにテンションが上がる。アイカツ!はいいぞ!!ドリフェスのヲタクの人はぜひ見てください。
アニメでお決まりのライブ前のアナウンスがかかってついに開演。
恒例の『ドリカタァイム』
そこで客席のファンは各々好きなカードを入れたドリカライトを掲げて、アイドルにエールを送ります。
スクリーンの中にカードが飛んでいって、アイドルがそのエールをキャッチし、着替えてくれる。
えーーーーー!!めっちゃアニメで見てきたやつーーーー!!!!
この時ドリカライトを初めて欲しいと思った。
(余談だけどどうしてもドリカライトが欲しくなってキャラポップストア王子の初日に駆け込んだのもいい思い出)
初心者ヲタクだったのでその日は無印のキンブレを振りました。装備0かよ。
そうしてファンからのエールを受け取った7人のライブが始まった。
一言で言うならサイコーだった。いやサイコー超えてた。
私の目の前に、二次元だったはずの7人がいて、歌って踊っていた。
すごくない?めっちゃすごい。これ作った人天才だと思う。
メガネも何もしてないのに、立体的に見えるのがまずすごい。奥行きもちゃんとある。
どういう仕組なのか全くわからないけれど、キャラがスクリーンに映っているという感覚がまるでない。
映像じゃなくて、リアル。そう思った。
そこには確かに私の推しが生きていました。
ライブでやる楽曲は、アニメで流れていたものばかりな上にフル釈じゃないので、初心者にも馴染みがあってわかりやすいし(物足りなさも勿論あったけど)、
アニメでやっていたものとほとんど変わらないはずなのに全く別物に見えるところも良かった。
映像だから変わるはずないのに、毎公演違うものを見てるような気持ちで。(視点の違いもあったんだろうけど)
ステージは生き物なんだなあって感じがしたんですよね。
それにアニメならここを見たいって思ったら一時停止出来るし、巻き戻しも出来るけどライブだから一度見たらそれきりなところもライブ感があって良かったのかもしれない。
純哉くんを見てる間は反対側のチヅは見えないし圧倒的に目が足りなかった。早く第3の目開眼しないかな。
ステージを正面から見るということは、当然なんだけどアニメでは見られなかったキャラの表情まで自分の目で見えるようになる。これにもすごく感動しました。
わたしの推しは圭吾くんと純哉くんなので、アニメで見きれて見れなかったところまでずっと定点カメラして見てました。最高。ヲタクに優しい。
奏くんと慎くんの2032では、テレビでは見えなかった、奏くんと目を合わせて笑う慎くんの顔が見れて泣きました。
2032の最後の方で慎くんと奏くんが目合わせて笑い合ってたんだけど慎くんの顔が完全に吹っ切れた笑顔なの尊すぎて涙腺が死ぬ
— りんご (@mermaidxm) 2017年12月23日
アニメだと慎くんの顔見えないんだよねここ…目合わせてうんって感じで笑ってたのサイコーだったからドリフェスイリュージョンショータイムの円盤ください pic.twitter.com/kIUXBTN6Kr
— りんご (@mermaidxm) 2017年12月23日
Dream Greetingの「昨日までは散らかしてたshy heart」の所で、純哉くんがメンバーとアイコンタクトを取って、クシャッと破顔するところなんて最高です。
これは1期10話でも少し映っているんだけど、純哉くんがDearDreamと一緒に夢を追いかけることを決めたあとの曲だから、いつもはミスターアイドルとして格好良く、時に可愛くキメている純哉くんの、素の表情が見れた気がして、本当に嬉しかった。
「こいつらと歌えて楽しい!」みたいなのが伝わってくるんですよ。笑顔の純哉くんを見てやっぱりわたしは泣きました。
それになんといってもアニメではなかったKUROFUNEがFACE 2 FAITHを歌ってくれるのか最高すぎる。
パシフィコの時に株ちゃんが言っていたけど、DMMのダンスバージョンのF2Fがやばい。
「鎖だって〜」で、圭吾くんの腕を掴んで鎖になる勇人さんを見たときは脳が痺れました。好きって思ってペンライトぶんぶん振った(女児)
動きもヌルヌルしてるし、キャラクターごとにダンスや動きに癖がある。(クロスドリームツアーで見たカクカクの歩行はなんだったんだろう…)
トークショーで株ちゃんが言ってて初めて知ったんだけど、KUROFUNEはバラエティコーナーも本人たちがモーションキャプチャーしてるらしい。
戸谷くんが「俺が内股だから圭吾も立ち姿が若干内股なのが気になった」って言ってたのが可愛かった。内股でも可愛いよ。
それからこのライブ、ちゃんとアンコールが用意されています。
「イケるっしょ!コール」をしたのはここが初めてでした。楽しかった。
そういえばKUROFUNEのMCで、
勇人「お前ら全員開国だ!」
\開国してー!!/
圭吾「あなたのためなら即位する!」
\即位してー!!/
が出来たのも超超楽しかった。
思い返せばこれやってたのDMMだけだったね……もっとやりたかった。
しかも撮影タイムまで用意されてます!!
これは私の撮ったKUROFUNE。
圧倒的に写真が下手 #DMMVRTHEATER pic.twitter.com/LmpHS27530
— りんご (@mermaidxm) 2017年12月16日
下手。
圭吾くん何回撮っても発光して真っ白になっちゃうんですよね。輝きすぎて眩しいのかもしれない。
あと何より、ドリカタイムを3次元で体感出来て心臓がぎゅっとした。
OPで1回、KUROFUNEのターンで1回、DearDreamのターンで1回。
キャッチするシーンが入るのは確か1回だったけど、客席で3次元のファンがドリカライトを掲げて、ステージにカードが舞って。そうして選ばれたカードの衣装に二次元のキャラクターが衣装チェンジして、3次元のステージに3Dで登場する。
3次元と2次元の堺が曖昧になる感じというか、ここが5次元かぁ、という感覚(伝われ)
アニメはアイドルたちのドキュメンタリーという立ち位置で放送してたけど、本当にアイドルたちはファンからのエールで成り立っているんだなって実感した。
エモい…と天を仰ぐほかない。ドリフェスくんは天才である。
予想通りアニメで風間圭吾に落ち、無事KUROFUNEの女としてドリフェスファンのスタートを切った私は、アニメではどちらかといえばキャラ推しという感覚が強かった気がする。風間圭吾というキャラが好きだったのだ。
『キレイな顔というだけで各方面から目をつけられてしまった風間圭吾。』
何そのキャッチフレーズ。ドリフェスくん天才かよ(合言葉)。
もちろんアイドルとしてのプリンス風間圭吾も大好きだし、ミスターアイドル佐々木純哉も超愛おしい。
でもアニメを見ているうちはやっぱりアニメでしか無くて、アイドルとして推す、という感覚よりもキャラとして愛でる、という意識が強かったように思う。
一言で言うなら茶の間だった。
画面越しにアイドルを見て、キャーキャーしていたのだ。
それがこのライブで一変した。アイドルは現場でこそ輝くものだと実感した。
だからこそ、ドリフェス!Rのライブもやってほしいと心底思った。ライブに行った日、すぐにそう言っていた気がする。
株ちゃんがトークショーで、「このライブは一期の時のやつだから、今またライブをしたら関係性とかも変わると思う」って言っていて、私は目から鱗だった。
ライブを見た時はすでに二期まで見終わっていたし、そういう発想がまるでなかったから、なるほどなぁって。
そう言われてから、次に見た公演はなんだかまた違ったものに見えた気がした。
再出港した KUROFUNEにWhole New Worldで開国されたい。
勢いだけじゃないDearDreamにユメノコドウでドリカ飛ばしたい。
WMとしてライブする2人が見たい。
最後のMCで純哉くんが、「もっと俺たちを知ってほしい」って言うんです。
めちゃめちゃ刺さりました。ぼろぼろ泣きました。
これ、アニメで見てるだけだったらきっと、会場のファンに言っている言葉として捉えて、ここまで刺さらなかったと思う。映像越しに見るものはどうしたって別世界に見えてしまうから。
でも純哉くんは私の目の前にいて、純哉くんは目の前の私たちに向かってそう言った。
ここからちょっとネガティブなことを言いますが、DMM VR THEATERでの公演は本当に空席だらけでした。
私が初めて買ったチケットは、まさかの2列目。このときは、センターからチケット振り分けて、サイドの方はあとに出してるのかな、なんて呑気に思ってた。
チケットは後々完売したし、当日も満席で、ライブはすごく盛り上がってたから、楽しいなあって、そればっかり。
でも翌週行ったら、私の後ろには人が座っていなかった。そのとき私は3列くらいに座ってたと思う。あまりにもガランとした客席に、本当にびっくりしたし、その次の週も同じ状況で。
こんなに楽しいのに伝わってないんだって。純哉くんごめんねって思った。
横浜だから立地も微妙だし、公演は1時間で6000円するし、ちょっと高いなって思うのもわかる。わたしも思った。6000円出せば2時間の舞台見れたりするしね。これが新宿とかにあって、もう少し安ければ手が出しやすいよねって思う。VRのライブってこれに限らずなんか高いなって感じることが多い。技術がすごいのはわかるけど、やっぱりほかの現場と比較してしまう。
私はイリュージョンshow time の円盤が欲しいし、ドリフェス!R公演もやって欲しいけど、現実的に難しいなって思う自分もいて、それがちょっとだけ悲しい。
欲しいものは欲しいから声は上げていくつもりだけど、これに限っていうとアプリみたいに課金すれば少しでも数値として結果が出せるものじゃないのがもどかしい。
どう努力すれば身を結ぶんだろうって、そんなことばっかり考えてしまう。
二次元のDearDreamとKUROFUNEのライブを生で体感できるのってここしかなくて、やっぱりアイドルのステージは生で見てこそ価値があると思うから。
DMM VR THEATERでのドリフェス!R公演を絶対に見たいヲタクの話でした。